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梅田カズヒコくんと日常を編集するおはなし(前編)
__今回はIIDの112号室、numabooks + book bureau をシェアしている編集プロダクション「プレスラボ」の梅田くんとお話です。
梅田くんとの直接の出会いは、112のシェアの話を通して(当初は野口も同室に居候予定だったので)ですが、それ以前から記事はよく読んでましたよ。デイリーポータルZ(以下 DPZ)とか(笑__
ありがとうございます。そういえばエレベーターの話とかはするけど、僕の人となりについて話すのって初めてかもしれないです。DPZ以外にもR25のライティングや、下北沢経済新聞の運営も会社の設立前からやってますね。
__日常のなにげなーいツボを押すのが上手いですよねー。(梅田カズヒコで検索していただくと色々引っかかってくるかと。)
「株式会社プレスラボ」設立からは1年ちょっとくらいですか(現在3人)。会社にしようと思ったきっかけって……__
そうですね、会社にしたのはいくつかの要因があるんですが……
僕、高卒でそのままフリーライター始めたんですよ。バイトしながら、フリーター兼ライターみたいな感じで、はじめは1年くらい大阪で書いていて、それから東京へ。
だから会社設立の時点で5,6年ライターやってきて、ひとりでやるの飽きてきたっていうのも。
__飽きてきた(笑。会社にする前はずっとフリーで?__
一時期、プロダクションに所属してた時期もありますけど、歩合制だったので実質フリーみたいなもんですね。
それで東京に出てきて、初めてもらった仕事がDPZだったんですよ。
上京して3ヶ月目くらいに、新宿のゴールデン街のあるお店でDPZのライターの古賀さんがバイトしていて、そこにたまたま飲みにきてた林さん(DPZ編集長)と出会って。
そのとき僕はDPZのことは全然知らなかったんですけど「(林さんは)有能な編集者なんですよー」って紹介していただいて「僕、ライターでやろうと思って東京に出てきたんですけど、全然仕事ないんですよ」って話をしたら、書かせてもらえて。
それまでは見よう見まねでライターやってたんですけど、DPZで書き始めてから「梅田さんの原稿見てますよー」って言われたり、順調に仕事ができるようになってきて、たまにはファンもいてくれたりするんですよね。
だからDPZの仕事がなかったらなにもなかったかもしれなくて。
ここで会社の社長になってるのは80%くらい運ですよ(笑
__いや、そんなもんですよきっと。(私もまさか個人でやっていくことになるなんて思ってなかったし……)
で、ライターとして順調に仕事をこなしてきて、でもプレスラボは「編集プロダクション」。編集者でもあるわけですよね。__
メディアっていう大きな流れのなかで、ライターはパーツをつくる仕事じゃないですか。編集っていう、もっと全体が俯瞰してみれる場所に立ってみたいと思ったんですよね。
あとは、若いうちは編集者からも発注しやすいから仕事があるけど、歳をとると特定のジャンルで有名になったりしない限り、ライターの仕事は少なくなってくるので。
「ITについては俺に聞け!」みたいなスペシャリストになるよりも、僕はもっと雑多なことに興味を持ってやっていきたいバイプレーヤータイプだから、それなら窓口としても会社にした方がいいだろうと思ったんですね。
何でも屋になろうと思って、じゃあ会社だなって。
__あー、確かに。社名があるとないでは依頼内容が変わってくるのはあると思います。執筆と編集の違いについては意識したりします?__
なるほど。僕はどっちもやりますよね。
うーん、これからの時代はライターと編集者、できるならどっちもやってた方が良いと思いますよ。向き不向きはあると思うんですけど、それはやってみてから選べばいいので。
編集やってるとライターとしてどういうものが求められているのかってのが分かってくるし、逆もそうで。
ライターに発注するときにも「梅田さんはライターもやってるからこっちの気持ちも分かってくれるよね」って思ってもらえることも、両方やってて良かったことですかね。
__これからもピンポイントに特化していくんじゃなく、ライターも編集者も、色々やりながら広く展開していきたいって方向ですかね。(根が飽き症なだけなんじゃ……?)
後編は梅田くんの得意ジャンルの話とか(ニッチが高じてV6と深夜番組で共演してましたね……)「webに強い編プロ」の話、梅田くん自身の今後の展開も聞いていこうと思います!__
[文中の諸々リンク]
プレスラボ→ http://www.p-labo.biz/
numabooks→ http://numabooks.com/
デイリーポータルZ→ http://portal.nifty.com/
下北沢経済新聞→ http://shimokita.keizai.biz/