Trackback URI | Comments are closed.
紙14『輸入紙あれこれ/海外の特殊紙メーカー』
前回は国内の製紙メーカーをピックアップしながら、各社の抄造している特殊紙を紹介してきましたが、今回は海外特殊紙メーカーを取り上げてみたいと思います。
調査がてら各社のサイトを見ていると、日本には入ってきていない紙にも面白いものがけっこうある……! ということで、役立つかは分かりませんが各社webアドレスも併せて。
◎[Gmund:グムンド]ドイツ
「いかにも特殊紙かつ輸入紙」という紙をいろいろ製造している、ドイツのメーカー。分かりやすいところだとパールのキラキラ系で人気のある、トレジャリー、リアクションを作っている会社です。タチアナ、ヴァランティノアズなど布地っぽいテクスチャが得意なのかも……?
他にはバスケットボールの表面みたいなアレザン、ビールファイバーを混ぜ込んであるビア・ペーパーはお国柄も感じさせます。紙以外にステーショナリーも販売しており、日本では銀座 伊東屋の4F in Shopでゲットできるはず。
http://www.gmund.com/
◎[Arjowiggins:アルジョウィギンス]フランス
高級ステーショナリー紙のコンケラーシリーズ、水彩紙で名のあるアルシュなどハイクオリティペーパーを製造している、フランスのメーカー。キュリアスシリーズ(カラー半透明のTLや、パールのIR、メタルなど)も製造しています。キュリアスは残念ながら、国内の取り扱いカラーが半減してしまいましたが……。
日本では株式会社ヤマトという代理店が入っていて、コンケラーを使用したステーショナリーデザインコンテストも開催しています。今年は11月10日まで募集している様子。興味のある方はチェックしてみては。
http://www.arjowiggins.com/
▼コンケラー・デザインコンテスト 2009-2010
http://www.con2009.jp/
◎[Cordenons:コルデニンス]イタリア
日本で主にお目にかかるのは、どちらもインパクト大なプライクとスタードリーム。近年有名になったプライクはぬめっとした表面のコーティングが特徴。日本には入ってきていませんが、グリーンやグラファイトなんてカラーもあるんですね。スタードリームは色数豊富なパール紙。さすがのイタリアメーカーというか、目立つ紙が上手いです。
サイトに各国のディストリビューションしている会社が出ているのですが、ここ見ると世界の紙の輸入代理店が分かりますね(笑)
http://www.gruppocordenons.com/
◎[Neenah:ニーナ]USA
布地のような質感のエンボスを加えたクラシックリネン、Eames Officeとコラボレーションしたイームズなどを作っている会社です。
2007年にエバーリーブやゲインズボロー、テトンなどのコットン配合紙を多く製造しているフォックスリバー社(Fox River)を統合。和風の渋いカラーで日本でも好まれそうな再生紙、フェイズ2もフォックスリバー製です。
さらにクレーンクレストなど、100%コットンの高級ステーショナリー紙を作っているクレーン社(Crane)とも提携しています。
http://www.neenahpaper.com/
◎[Iggesund:イグスンド]スウェーデン
パッケージ板紙として人気のある、インバーコートシリーズを製造しているメーカー。林業との連携にも力を入れていて、デザイナー向けに林業を知るための講習会や、手すき体験も行っているようで羨ましいです……。日本でもどこかやらないでしょうか。
http://www.iggesund.com/
他にもステーショナリー紙系のやストラスモア社、もこもこ起毛のヴィベール社、メタリックでよく見るザンダース社など様々な海外メーカーの紙が日本でも流通しています。面白いのは、これらのメーカーは決して世界の売上高ランキングで上位に食込んでくる会社ではないということ。限られた目的で使う個性的でニッチな紙ほど、グローバルに流通してるんですね。
制作するときに「国で選ぶ」要素も加わってくると、少し見え方が変わってくるかもしれません。
test Filed under 紙のメルマガ | Comments (3)3 Responses to “紙14『輸入紙あれこれ/海外の特殊紙メーカー』”
tiryvyji…
Rebecca R. Palmer …
wyqenefasuk…
Angela Lindvall …
geqiwowi…
Ann-Margret …